FABOOL Laser Miniの精度(分解能)

公開日: レーザー加工機 |

FABOOL Laser Miniの精度(分解能)ってどのくらいなのだろう?

前回、ベルトテンショナーを取り付けている時に疑問に思って公式サイトを見てみたのですが、どこにも書かれていない。
(私が見つけられなかっただけかもしれない。)

と言う訳で、計算してみた。

 

FABOOL Laser Miniのベルト

まず、FLMに使われてるタイミングベルトは、GT2で2mmピッチ。

 

FABOOL Laser Miniのタイミングプーリー

そして、ベルトを送るタイミングプーリーは30歯の物。

歯の数数えるの面倒だなぁ・・・と思っていたら、公式サイトの保守部品のページに30歯と書かれていました。(助かった。)

プーリーが30歯ということは、モーターが1回転するとヘッドが、60mm(2mm * 30歯)移動することになる。

 

FABOOL Laser Miniのモーター

そして、使われているモーターはJK42HS34-1334ACと言うステッピングモーターで、これはステップ角が1.8°で1回転は200ステップ。

 

FABOOL Laser Miniの回路図(一部)

そして、モーターをコントロールするドライバーは、公開されている回路図を見るとA4982と言う物が使われているらしい。

さらに、回路図をチェックすると、マイクロステップを設定する端子MS1,MS2はどちらも3.3Vに直結されている。

 

A4982のMicrostep設定

A4982のデータシートを見ると、MS1,MS2の両方がHighの状態では、16ステップと書かれている。
これは、モーターの1ステップをさらに16分割してコントロールできると言う意味で、ステッピングモーターの1回転(200ステップ)を、FLMは3200ステップでコントロールしていると言うのがわかる。

 

これらを計算すると、

1回転で送る距離60mmを3200ステップでコントロールすると言うことで、FLMのヘッドの移動の精度としては0.01875mm(60÷3200)と言うことになる。

 

あ、でもまぁ、これはあくまでも理論上の話ではありますが・・・

 

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